📍2025年12月訪問
タイの移動手段と言えば「トゥクトゥク」という時代は終わっていた。現在の主流は圧倒的に配車アプリだ。郊外のアユタヤでさえも以前ほどトゥクトゥクは走っておらず、ほとんどが半日、1日観光の貸切客をターゲットにしているようだった。
昔は、「乗る前に必ず値段交渉をする」「じゃないと観光客はぼったくられる」というのが当たり前だったけど、今は配車アプリでストレスなく移動できる。
タイでは「Grab」と「Bolt」がメジャーだが、Bolt の方が少し安い反面、安全面にやや不安があるとの声もあるため、今回はGrabを活用した。「Grab」の基本情報と実際に使ってみた感想は以下の通り。
Grabを使うメリットと基本の仕組み
Grabを使う最大のメリットは、旅行中のコミュニケーションや決済の不安をまとめて解消できる点にある。
- 事前確定料金で安心:乗車前に料金が確定するため、面倒な値段交渉が不要(Grab Taxiを除く)。
- キャッシュレス決済:事前登録したクレジットカードで自動決済されるため、現金のやり取りが発生しない。
- 言葉が通じなくてもOK:アプリ上で行き先を指定するため、ドライバーと話す必要なく、メッセージ機能(GrabChat)には自動翻訳や画像送信機能も付いている。
- リアルタイム追跡:迎えに来る車や目的地の位置、到着予想時間がマップ上に表示されるため状況把握が簡単。
日本出発前に初期設定を済ませておく
- アプリのインストールと電話番号認証
- App StoreまたはGoogle PlayからGrabアプリをダウンロード。
- 日本の携帯番号(+81)で登録し、SMS認証を完了させる。※現地(タイのSIM/eSIM利用時)では日本のSMSが受け取れず、認証できないリスクあるため注意が必要。
- クレジットカードの事前登録
- クレジットカードやデビットカードをアプリに登録。
- カード登録時にカード会社側の「3Dセキュア(本人認証)」が必要になるため、日本のSMSが受信できる国内での作業が必須。
現地到着後の使い方とポイント
基本的な乗り方
- アプリで「Car(配車)」を選択し、行き先と乗車地点を設定する。
- 表示された料金と車(またはバイク)の種類を確認してリクエストする。
- 手配が完了すると車種・ナンバープレート・ドライバー情報が表示される。
- 車が到着したらナンバーを確認して乗車し、目的地に到着したらそのまま降車するだけ。(自動決済)。
ドンムアン空港での乗り場
- 国際線(ターミナル1):1階の「Exit 2」または「Exit 5」付近がGrabのピックアップポイント
顔認証(セルフィー撮影)について
タイで初めて車を配車リクエストする際、防犯・なりすまし防止のために画面上で顔認証(Identity Verification)を求められることがある。
- 画面の指示に従い、カメラで自分の顔を撮影すれば数秒で完了(初回のみ)。
- 撮影した写真は本人確認用であり、ドライバーには共有されない。
- 暗い場所やマスク・サングラス着用時はエラーになりやすいため、明るい場所で撮影すること。
※日本国内でカード登録と3Dセキュア認証が完了している場合、この顔認証プロセス自体がスキップされることもあり。(実際に私も顔認証は不要だった。)
【体験談】実際にタイでGrabを使ってみた感想
空港到着直後からスムーズに移動
初日は深夜到着便、しかも初めて使うアプリだったので少し不安もあったが、まず行き先のホテルとピックアップ場所の「EXIT2」を入力。すると近くにいる車やバイクが料金と共に表示された。
料金は車よりバイクの方が安いので、アユタヤで荷物が少なかったときにバイクに乗ってみたが、後ろに飛ばされそうで怖かった…。しっかり捕まっていないと危ない。料金は車の車種などによっても異なるが、深夜料金も発生しているようだった。
車を選択すると地図上で車が走ってくる様子がリアルタイムで更新され、「あと何分で到着!」と表示されるため状況が掴みやすい。車種やナンバーも表示されているので車を見つけやすいけれど、空港の到着口が混雑していため、ドライバーから「今どこにいるの?」とショートメッセージが入る場面もあったが、アプリ内のチャットを活用し、無事合流できた。
私がGrabを利用したのは、「空港・駅~ホテル」と「アユタヤ」だったが、英語があまり話せないドライバーが多かった。バンコク市内ならまた少し違ったのかもしれないが、コミュニケーションが取れなくても、アプリ上で行き先も決済も完了しているため、困ることはなかった。
地方・観光地(アユタヤ)での利用感
「アユタヤのような地方の観光地だとGrabがつかまりにくいのでは…」と心配していたが、全く問題無し!年末のアユタヤでもGrabは走っていて、簡単に手配できた。

逆にアユタヤ駅前に止まっているトゥクトゥクは観光客向けのようで、貸切の勧誘をしきりに行っていた。遺跡巡りに自転車も利用してみたが、12月でも昼間は非常に暑いので、個人でスポットごとに移動したい場合は、やはりGrabが一番手軽で便利。
ちなみに、アユタヤ駅前から市街地やバーンティエワンホテルへ行くにはチャオプラヤ川を渡る必要がある。車だと橋を渡るため大回りになって運賃が高くなってしまうが、駅前の交差点をそのまままっすぐ進むとすぐにボート乗り場があり、わずか10バーツで川を渡ることができる。川を渡ってからGrabを手配した方が移動費用を安く抑えられ、ローカル感も味わえるのでおすすめ。


まとめ:タイ旅行にはGrabが必須!
事前のアプリダウンロードとクレジットカード登録さえ済ませておけば、タイでの移動が驚くほど快適に。これからタイへ行く方は、ぜひ出発前に準備して現地で活用してみてほしい。
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